ジヤトコ、車両の電動化に対応するため未来技術センターを新設するなどの組織改正

自動車 ビジネス 企業動向

ジヤトコは、将来技術の基盤を構築するため、「未来技術センター」を新設するなど、4月1日付で組織改正を実施すると発表した。

電気自動車(EV)やハイブリッドカーなど、環境対応のため、車両の電動化が加速する見通し。しかし、特にEVでは同社主力製品であるトランスミッションが不要となる。未来技術センターが中心となって将来技術に対応するとともに、同社得意分野の技術を活かして、技術のすそ野を広げ持続的成長を目指す。

また、経営方針をスピーディに実現するため、機能と担当役員の責任を明確化する。具体的には会社組織を企画部門、原価・財務部門、人事・総務部門、お客様品質保証部門、開発部門、調達部門、生産部門の7部門とし、各部門長が経営会議メンバーとして経営に関する意思決定を行う体制にする。

北中南米地域のビジネス拡大に対応するため、子会社のジヤトコUSとジヤトコ・メキシコを統括する責任者を配置して両子会社の連携を強化する。

さらに、商品エンジニアリング部門と営業部門を統合、多様化するニーズに対応するため、マーケティング機能を強化する。

このほか、グループ全体の人材を把握し、グローバルに活躍できる人材を育成・配置するため、人財開発部を新設する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  2. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  5. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る