ジヤトコ、車両の電動化に対応するため未来技術センターを新設するなどの組織改正

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ジヤトコは、将来技術の基盤を構築するため、「未来技術センター」を新設するなど、4月1日付で組織改正を実施すると発表した。

電気自動車(EV)やハイブリッドカーなど、環境対応のため、車両の電動化が加速する見通し。しかし、特にEVでは同社主力製品であるトランスミッションが不要となる。未来技術センターが中心となって将来技術に対応するとともに、同社得意分野の技術を活かして、技術のすそ野を広げ持続的成長を目指す。

また、経営方針をスピーディに実現するため、機能と担当役員の責任を明確化する。具体的には会社組織を企画部門、原価・財務部門、人事・総務部門、お客様品質保証部門、開発部門、調達部門、生産部門の7部門とし、各部門長が経営会議メンバーとして経営に関する意思決定を行う体制にする。

北中南米地域のビジネス拡大に対応するため、子会社のジヤトコUSとジヤトコ・メキシコを統括する責任者を配置して両子会社の連携を強化する。

さらに、商品エンジニアリング部門と営業部門を統合、多様化するニーズに対応するため、マーケティング機能を強化する。

このほか、グループ全体の人材を把握し、グローバルに活躍できる人材を育成・配置するため、人財開発部を新設する。

《レスポンス編集部》

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