【PCCJ 2012】合同テスト…997GT3カップの実力見えた

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ポルシェ カレラカップ ジャパン2012 合同テスト
ポルシェ カレラカップ ジャパン2012 合同テスト 全 5 枚 拡大写真

間もなく開幕する2012年シリーズのPCCJ(ポルシェ カレラカップ ジャパン)。その合同テストが、3月15日、16日に富士スピードウェイで行われた。

2日間に渡って行われた4セッションには、今シーズンにエントリーしている全16台中14台が参加。それぞれ、マシン操作やセットアップを詰めていった。
テスト初日、まずはゼッケン32番飯田太陽のマシンが1分44秒414のトップタイムをマークする。これは、第2ドライバー登録の高木真一が12y 997GT3カップで叩き出したものだ。

2番手にはゼッケン15番神取彦一郎のマシンが、やはり第2ドライバー登録の土屋武士のドライブによって1分44秒783をマーク。
これに、ゼッケン90番イゴール・スシュコが1分44秒986のタイムで続く。「レーシングカーは2010年のスーパーGT以来だけど、かなり感覚が戻ってきた」と好感触だった。

2日目、さらにタイムは縮まる。好調のイゴールを抑え、今季デビューのゼッケン19番永井宏明のマシンを駆った佐々木孝太が、2日間での最速タイム、1分44秒078をマークした。イゴールは1分44秒194、3番手の飯田のマシンをドライブした高木は1分44秒414のタイムだ。4番手は、PCCJ史上初となる正規販売店チーム、エクセレンスモータースポーツを牽引するゼッケン11番山路慎一が1分44秒454で続いた。

結果、上位4台が12y 997GT3カップで占められる形となった。
総合の5番手に入ったのは参戦2年目のゼッケン22番マイケル・グリーン。6番手には神取のマシンがつけた。PCCJ育成ドライバーとして今季デビューするゼッケン14番平川亮は、1分44秒816の7番手発進だ。

8番手には、昨年ジェントルマンクラスでシリーズ2位を獲得したゼッケン16番横幕ゆぅが入り、ここまでが1分44秒台を記録している。また、ゼッケン2番田島剛、ゼッケン33番荻野哲生までを含めた上位10台が1秒以内に位置し、本番前から大接戦を見せた。

シリーズ開幕戦は、3月31日~4月1日の岡山国際サーキット。スーパーGTの併催で今シーズンがスタートする。

《根賀亮仁@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る