車両用周辺監視技術の特許総合力ランキングトップはアイシン精機 パテント・リザルトまとめ

自動車 ビジネス 企業動向
パテントリザルト 車両用周辺監視技術 特許総合力トップ5
パテントリザルト 車両用周辺監視技術 特許総合力トップ5 全 3 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、車載カメラを用いた車両用周辺監視技術について、参入企業の競争力に関する調査を行った。

調査は、1993年から2012年1月末までに日本の特許庁で公開された関連特許3699件が対象。個別特許スコアリング指標「パテントスコア」による評価を、現在、2005年末の2つの時点で実施。各時点での競合状況を特許の質と量から総合的に見た「特許総合力ランキング」を集計した。

調査の結果、1位アイシン精機、2位パナソニック、3位デンソーとなった。

上位にランクされた各企業は、2005年から現在までの期間において件数と特許総合力共に大きく増加させている。

1位アイシン精機の注目度の高い特許には、後方画像と走行予想軌跡を合わせて表示して駐車時の操作補助をする「駐車補助装置」が挙げられる。アイシン精機の出願特許140件のうち122件が現在も有効となっており、この分野の注力度合いが窺える。

2位パナソニックの注目度の高い特許には、車両の後退時におけるハンドルの舵角の変化や車体障害物に対応した「運転操作補助装置」などが挙げられる。

3位デンソーは、道路構成に基づき車両周辺画面の表示切替えを行う「車両周辺表示制御装置」などが、4位日産自動車は、車両周囲の障害物の有無に応じて表示切替する「車両用周辺監視装置」などが、5位トヨタ自動車は、センサノイズの影響がないため、動きの小さな歩行者も精度良く検出可能な「物体検出装置」などが注目度の高い特許として挙げられる。

6位以下では、アイシン・エィ・ダブリュ、住友電気工業、富士通テン、本田技研工業、三菱電機、矢崎総業等の企業が上位にランクされている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  5. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る