ホンダは4月2日、鈴鹿製作所において入社式を実施した。2012年度は、技術系313名、事務系46名、高専、専門卒等37名、高卒185名、合計581名の新入社員が入社する。
同社の伊東孝紳社長は、「ホンダは”人間尊重”という企業理念を大切にしてきた会社です。互いに尊敬し合い、認め合い、グローバルで事業を展開しています。それぞれの地域で、創業時から現地に貢献するということを目指しており、現地の人と現地での開発、調達、生産、販売に取り組んでいます」と同社の企業ポリシーを語った。
さらに新入社員に向けては、「皆さんは日本で入社するわけですが、活躍の場は世界中にあります。その中でどのような貢献ができるか、なおかつ日本の会社の特徴やアイデンティティーをどう生かすかを考えて、取り組んでいただきたい。まずは国際人になって日本の枠にとらわれず、世界での発展に寄与していってほしいと思います。一日でも早く戦力になれるように皆さんの活躍を期待しています」とエールを送った。