横浜ゴム、空気量調整を手動で行う車いす用エアーセルクッションを開発

自動車 ビジネス 国内マーケット
横浜ゴム、車いす用エアーセルクッション メディエアスカイ
横浜ゴム、車いす用エアーセルクッション メディエアスカイ 全 1 枚 拡大写真

横浜ゴムは、車いす用エアーセルクッション「メディエア」シリーズの新製品として『メディエアスカイ』を開発した。

メディエアシリーズは、車いす用としては世界で初めて底付検知センサーを実用化したクッション。今回開発したメディエアスカイは、従来、全自動で行っていた空気量調整を手動で行う構造とし、自走可能な車いすユーザーが気軽に外出を楽しめる製品として開発した。

新製品は、臀部の底付きをセンサーが感知するとブザーが鳴り、ユーザーは手動ポンプでエアーセルに空気を送り込む。空気量を調整する際、ブザー音の有無で最適な量の目安が分かる仕組みになっている。

さらに、作業の度にユーザーの体型や体重、姿勢に合わせて座面を整えるため、最適な体圧分散状態が維持でき、特定部位への圧力集中を防ぐ。また空気式構造のクッションは、内部の空気配管を左右で分けると共に大きなセルを両側に配置し、安定した座り心地を実現している。

発売は5月中旬の予定で、価格はオープン価格。サイズは幅×奥行きが315×400mm、340×352mm、390×400mmの3種類を展開する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る