マロニエオートストーリー春、バラエティに富んだ参加車で開催

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
マロニエオートストーリー春開催
マロニエオートストーリー春開催 全 12 枚 拡大写真

22日、出会いの森総合公園(栃木県鹿沼市)において、「マロニエオートストーリー春」が開催された。主催は、マロニエ・オートストーリー・フォーラム事務局。

昨年秋に開催されたこのイベントでは、クラシックカーで、日光市(旧足尾町)に残る足尾銅山を訪れ、植林活動を行った。これは、“クルマ”を末永く楽しむことができる環境づくりと、自動車文化を通じ社会貢献を目指そうという考えで開催された。

そして、今年の春のイベントでは、この考えをベースとしながら、参加者同士の交流の場という位置づけもなされたようで、主催者が用意したワインディングを含む80kmほどのツーリングを行った後、バーベキューパーティを行うというものであった。

当日は朝から曇天で肌寒い天候であったが、60台ほどの参加車両は続々と会場へ到着。主催者による、徹底した安全指導の下、9時半には順次ツーリングに出発した。その顔ぶれは、戦前のブガッティ『T35』やMG『Lマグナ』から、シトロエン『CX』やジャガー『XJS』など非常にバラエティに富んでおり、この点も他のイベントとは一線を画すものであろう。

そのツーリングコースは、高低差をうまく使い、葉桜から満開の桜、さらには蕾が硬くまだ真冬の桜まで楽しむことができ、ある参加者は「まるで季節を遡っているようだ」と述べるとおり、栃木県の自然の素晴らしさをエントラントに伝えていたようだ。

次回は10月14日に“マロニエオートストーリー秋”として開催される予定である。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る