【JNCAP 11】従来より厳しい試験で最高評価を得たのはレクサス CT200h
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日本の自動車アセスメント(JNCAP)では、これまで車両の安全性能を中心に評価の対象としてきたが、2009年度からは乗員保護性能試験を新たに加えてきた。そして今回の2011年度からは歩行者の脚部保護性能試験も実施。車両側の安全性能に加え、これらを加味した総合的な安全性能評価を実施した。
その結果、最高評価のファイブスター(5☆)には、レクサス『CT200h』、日産『エルグランド』、スバル『レガシィ』の3車種が選ばれ、総合評価導入とともに設定された「新・安全性能総合評価ファイブスター賞(JNCAPファイブスター賞)」を受賞した。
また、この3車種の中で最も評価の高かったCT200hについてはJNCAP大賞も受賞した。総合評価得点に絡むものではないが、CT200hなどのハイブリッド車や電気自動車については、今年度から「衝突後の感電保護性能評価」も試験内容に加えられている。
《石田真一》