【北京モーターショー12】BYDのハイブリッドセダンが進化…Qin

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BYDオートの新型ハイブリッドセダン、Qin(北京モーターショー12)
BYDオートの新型ハイブリッドセダン、Qin(北京モーターショー12) 全 5 枚 拡大写真

世界有数の電池メーカーとして知られる中国のBYD。その傘下の自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)は23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、新型車の『Qin』(秦)を初公開した。

QinはBYDオートの主力セダン、『F3』のハイブリッド仕様、『F3 DM』の2代目モデルとして登場。ボディサイズは全長4740×全幅1765×全高1490mm、ホイールベース2660mm。中‐小型サイズの4ドアセダンだ。

Qinのハイライトは、BYDオート自慢の「デュアルモード」と呼ばれるハイブリッドシステムの進化だろう。同社によると、先代F3 DMのシステムと比べて、燃費性能、出力、エネルギー回生などの面で、大きな進化を遂げているという。

ハイブリッドモードでは、1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンと、最大出力150psを発生するモーターが稼働。エンジンとモーターを合わせたトータル出力は、303ps、44.9kgmといっそう強化された。その効果で、0-100km/h加速は6.9秒、最高速は185km/hの性能を実現する。

また、ピュアエレクトリックモードでは、EV走行が可能。BYDオートは、「走行性能と環境性能の完璧なバランスを図った」と自信たっぷりにコメントしている。

《森脇稔》

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