河西工業、マレーシアに製造拠点設立…アセアン地域を強化

自動車 ビジネス 企業動向
日産マーチ
日産マーチ 全 2 枚 拡大写真

河西工業は27日、テック シー プラスチック社(TSP社)とアセアン地域における提携関係を一層強化するため、マレーシアにおいて製造拠点を設立することに合意したと発表した。

河西工業は、2007年3月にTSP社とタイで合弁会社を設立、その後TSP社傘下のインドネシア拠点へ出資、製造拠点を設立するなど、アセアン地域拠点を整備してきた。タイ拠点では、日産『マーチ』向けを中心とした内装部品供給に加え、各車サンバイザー部品の同国内での供給および日本向け輸出を展開。またインドネシア拠点ではホンダ『フリード』向けおよび日産『リヴィナ』向けを中心に内装部品供給事業を行っている。

今回新たな製造拠点を設立することで、自動車需要の拡大が見込まれるアセアン市場における事業基盤を強化。自動車メーカーの生産能力増強に伴う要請に応えていくとともに、日本を含むアジア地域への部品供給体制を整えていく。

新会社の資本金は500万リンギット(約1億2500万円)、出資比率はTSP社75%に対し、河西工業が25%。出資比率を低く抑えたのは、両社の既存合弁会社で、河西工業の出資比率が高く、全体のバランスを取ったため。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る