豊田自動織機の通期決算…増収増益、カーエアコン事業が好調

自動車 ビジネス 企業動向

豊田自動織機が発表した2012年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比1.9%増の700億9200万円で増益となった。

売上高は同4.3%増の1兆5433億5200万円。車両生産部門では『RAV4』、『ヴィッツ』が減少したことで前期を下回ったが、カーエアコン用コンプレッサー部門が国内外ともに増加し、売上増に貢献した。

収益面では、人件費の増加、為替変動による影響などがあったものの、原価改善の効果などで、経常利益は同9.4%増の808億6600万円となった。最終利益については、ウースター テクノロジーズの子会社化に伴い、段階取得に係る差益45億円を特別利益として計上したことなどから、同24.1%増の585億9400万円となった。

今期の業績見通しについては、売上高が同6.9%増の1兆6500億円、営業利益が同21.3%増の850億円、経常利益が同15.0%増の930億円、最終利益が同0.7%増の590億円となる見通し。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. BMW『3シリーズ』が50周年! 日本だけの限定車発表に、SNSでは悲喜こもごも?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る