【日産 シーマ 新型発表】インフィニティ Mロング との違い

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インフィニティM35hL(北京モーターショー12)
インフィニティM35hL(北京モーターショー12) 全 6 枚 拡大写真

日産自動車が25日に発表した新型『シーマ』。ほぼ同じタイミングの23日、北京モーターショー12で初公開されたインフィニティ『M』のロングホイールベース仕様、「M35hL」。両車の違いはどこにあるのか。

画像:インフィニティMと新型シーマ

日本における新型シーマは、1年9か月ぶりの復活。初代シーマは1988年に発売されるや、当時の「ハイソカーブーム」に乗って大ヒット。「シーマ現象」という言葉を生んだモデルの5世代目として登場した。

一方、中国で発表されたM35hLは、日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティの『M』(日本名:日産『フーガ』)の中国専用ロングホイールベース仕様車として誕生。現地では、富裕層にロングホイールベース車の人気が高いことを受けて、インフィニティが設定するMの追加車種だ。

日本と中国で車名の異なる両車だが、フロントマスクも異なる仕上げ。日本の新型シーマはフーガとの違いが強調されているのに対して、中国ではフーガと同イメージのフロントマスクが与えられている。

ボディサイズは、新型シーマが全長5120×全幅1845×全高1510mm、ホイールベース3050mm。一方、インフィニティM35hLは、全長5095×全幅1845×全高1500mm、ホイールベース3050mmだ。両車のホイールベースと全幅はぴたりと一致しており、ボディを共用しているのは間違いないところ。25mmの全長の差は、バンパーのデザインの違いに起因するものと推測できる。

さて、ともに3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドを採用する両車だが、興味深い違いは、中国ではノンハイブリッドの「M25L」グレードが用意される点。M25Lは2.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンを搭載し、最大出力235ps、最大トルク25.8kgmを発生する。

日本では新車販売に占めるハイブリッド車の割合が約2割だが、中国では0.05%程度と低い。また、現地の顧客はエンジンの性能よりも、見栄えや高級感を重視する傾向がある。アウディやBMWも中国専用のロングホイールベース車に入門エンジンを設定しているのは、そのためだ。

ハイブリッド専用車の新型シーマ、中国ではガソリンとハイブリッドのインフィニティMロング。両車の最大の違いは、この点にあるといえるだろう。

《森脇稔》

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