トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化

トヨタ プロボックス 次期型の予想CG
トヨタ プロボックス 次期型の予想CG全 8 枚

トヨタの商用バン『プロボックス』が、大きな転換期を迎える可能性がある。次期型については、2027年後半から2028年頃に全面刷新されるとの見方が出ている。

【画像】トヨタ プロボックス 次期型予想CGと現行カスタム車

現時点でトヨタから正式な発表はないが、プロボックスは約四半世紀にわたって販売されてきたロングセラーモデルだけに、フルモデルチェンジへの期待は大きい。

◆ビジネスシーンからアウトドアまで

プロボックスは2002年に登場した。営業車や配送車などの法人需要を中心に、高い積載性や扱いやすいボディサイズ、経済性を特徴として、日本のビジネスシーンを支えてきた。2014年には大幅な改良が実施され、安全装備やパワートレインなどが見直されたが、基本設計は長年にわたって受け継がれている。

特徴は、荷物を効率よく積めるスクエアなボディ、低くフラットな荷室、狭い道でも扱いやすい5ナンバーサイズなどだ。商用車に求められる実用性を重視した設計が、長期にわたる販売につながっている。

近年は法人ユーザーだけでなく、アウトドアや車中泊、カスタムベースとして個人ユーザーからも注目を集めている。シンプルなスタイリングと広い荷室を生かしたキャンプ仕様や、リフトアップによるクロスオーバーテイストのカスタムなども見られ、「働くクルマ」の枠を超えた使われ方が広がっている。

トヨタ プロボックス 次期型の予想CGトヨタ プロボックス 次期型の予想CG

◆『ヤリス』のプラットフォームを採用か

次期型で注目されるのがプラットフォームだ。公式な発表はないものの、「TNGA-B」プラットフォームを採用する可能性があるとみられている。

TNGA-Bは『ヤリス』や『ヤリスクロス』、『アクア』などのコンパクトカーに採用されているプラットフォームだ。プロボックスにも採用されれば、ボディ剛性や操縦安定性、乗り心地、安全性能などの向上が期待される。長距離を走る機会の多い営業車として、快適性の向上や運転時の負担軽減につながる可能性もある。

いっぽう、商用車では積載性や使い勝手も重要になる。低い荷室フロアや四角い荷室形状、荷物を積み降ろししやすい開口部など、現行プロボックスの特徴が次期型でどのように継承されるかが注目点となる。

トヨタ プロボックス 次期型の予想CGトヨタ プロボックス 次期型の予想CG

◆次世代ハイブリッド搭載の可能性

パワートレインの進化も焦点だ。現行モデルは1.5リットルガソリンエンジンと1.5リットルハイブリッドを設定している。次期型では、ハイブリッドシステムが最新世代へ進化する可能性がある。燃費性能に加え、発進性能や静粛性、高速道路での巡航性能などが改善されれば、ビジネス用途での使い勝手向上につながりそうだ。

デザインも変更される可能性がある。現行プロボックスは、荷物を効率よく積めることを重視したシンプルなスタイリングだ。次期型については、トヨタの最新モデルに見られるシャープなLEDライトや縦型リアコンビランプなどを採用すると予想される。

ボディ全体では現行型のようなスクエアなシルエットを維持しながら、フロントマスクや灯火類を刷新することで、現代的なデザインとなるはずだ。ただし、プロボックスが長年支持されてきた背景には、視界や取り回しの良さ、積載性など、仕事での使いやすさがある。次期型でも、こうした実用性が重要になるだろう。

トヨタ プロボックス 現行トヨタ プロボックス 現行

◆30万~50万円アップとの予想も

価格も注目される。現行プロボックスは、ガソリン車が191万8400円から、ハイブリッド車が203万8300円から。次期型でプラットフォームの刷新や安全装備、ハイブリッドシステムなどの進化が実現した場合、価格が上昇するかもしれない。海外メディアでは30万~50万円程度の価格上昇を予想する見方もある。

2002年の登場から長期間にわたって販売されてきたプロボックス。営業車や配送車として培ってきた実用性に加え、前述の通り近年ではアウトドアや車中泊、カスタムベースとしても使われ、法人需要だけでなく個人ユーザーにも用途を広げている。

次期型が登場するのか、また商用車としての使い勝手を受け継ぎながらどのような進化を遂げるのか、今後の動向が注目される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  2. トヨタ『ハリアー』次期型はプレミアムSUVに進化!? RAV4、クラウンとの差別化どうなる?
  3. ホンダ『フリード』は次の改良でどう進化?「クロスター BLACK STYLE」登場か
  4. 日産『キックス』新型にアウトドア仕様の「ROCK CREEK」12月発売へ…348万5900円から
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  3. 日立エナジー、空飛ぶクルマ向け電力インフラ整備へ…Eve Air Mobilityと覚書締結
  4. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
  5. マクラーレン、2028年市販の新型スーパーカーをプレビュー…伝説の「マクラーレンF1」以来のMT搭載
ランキングをもっと見る