『ロードスター的幸福論』
著者:貴島孝雄
発行:三栄書房
定価:1600円
2度のフルモデルチェンジを経て、ユーノス以来、累計生産台数90万台に達するマツダ『ロードスター』。いまでこそ2シーター・オープン・スポーツカーの代名詞といわれるほどのヒット商品だが、初代誕生は苦難の道だったという。
会社に理解されないコンセプト、パーツを採用させるための説得工作、フルモデルチェンジにあたってのコストと品質とのせめぎ合いなど……。
そんな困難を以下に乗り越えたのか。モチベーションの源泉は? 車を作るにあたってのポリーとは? グループでプロジェクトを推進することの重要性など、ロードスター開発の最前線にいた貴島孝雄だからこそ知り得る事実を明かす。
●ロードスター誕生から現行モデルの魅力まで
●ロードスターのDNAは「人馬一体」
●夢を実現させるための熱意
●わたしの愛車遍歴
●一流に触れ、知ることで自分の立ち位置を理解する
●感性のモノづくりが人を動かす
●わたしが影響を受けた人々
●感性を重視したものづくりを