いすゞ、GMとの提携報道について「協業はGMに限らず広く検討」

自動車 ビジネス 企業動向
バンコクモーターショー12に出展されたいすゞの車両
バンコクモーターショー12に出展されたいすゞの車両 全 4 枚 拡大写真

いすゞ自動車は5月1日、ゼネラルモーターズ(GM)との提携が報じられたことについて「協業の可能性についてはGMに限らず広く検討している」と述べ、提携について話し合っていることを事実上認めた。

GMは、リーマンショック後の世界経済の低迷で業績が急激に悪化したことから、35年にわたって資本提携してきたいすゞの株式を三菱商事、伊藤忠に売却して提携を解消した。

GMは2009年に経営破たんしたが、その後のリストラや米国、中国での販売の伸びに支えられ業績が急回復し、今年2月にはPSAプジョー・シトロエングループと資本提携した。GMは新興市場で成長が見込まれる商用車などの技術を確保するため、いすゞと再び提携を模索している模様だ。

一方のいすゞはGMとの提携解消後、トヨタ自動車と資本提携したが、トヨタがグループに同じ商用車メーカーの日野自動車を抱えていることもあって目に見えるシナジー効果は見当たらず、その後に表面化したフォルクスワーゲンとの提携交渉も停滞気味だ。

いすゞは、GMとの提携交渉を認めながら「会社として決まったものは何もありません」とコメントしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る