東日本大震災関連倒産、再建厳しく破産が7割…4月 東京商工リサーチ

自動車 ビジネス 企業動向
仙台〜石巻(2012年2月下旬)
仙台〜石巻(2012年2月下旬) 全 3 枚 拡大写真

東京商工リサーチは1日、4月27日現在の東日本大震災関連倒産の調査結果を発表。4月の東日本大震災関連倒産は40件。50件を下回ったのは、今年1月以来3か月ぶり。

形態別では、清算型の破産が全体の72.5%を占め、前月の49.0%から急増。震災が影響した企業の経営再建の厳しさを浮き彫りにした。このほか、事業停止や法的手続きの準備を進めている実質破綻が29件あり、累計では2012年4月27日現在で759件。

4月の地区別では、関東18件、東北6件、中部5件、北海道4件、近畿3件、北陸・九州が各2件だった。このうち東北は、宮城2件、岩手2件、青森1件、福島1件だった。

産業別では、製造業が10件で最多だった。次に卸売業が9件、宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が7件、建設業が5件、小売業が1件と続く。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る