【北京モーターショー12】メルセデス Gクラス がさらに進化…テーマは「フォーエバー・ヤング」

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツ Gクラス(北京モーターショー12)
メルセデスベンツ Gクラス(北京モーターショー12) 全 7 枚 拡大写真
4月23日、中国で開幕した北京モーターショー12。メルセデスベンツのブースの主役は、コンセプトカー『コンセプトスタイルクーペ』と、市販車が大幅改良を受けた『Gクラス』だ。

今回メルセデスベンツは、大幅改良を施したGクラスのキャッチフレーズとして、「フォーエバー・ヤング」を使用。1979年に『ゲレンデヴァーゲン』として登場以来、基本設計を変えずに絶えず進化を続け、33年間も生産されているGクラスだが、メルセデスベンツは「古いという言葉は似合わない」と言わんばかりだ。

外観は、ヘッドライトの下に流行のLEDデイタイムランニングライトを採用。ドアミラーの形状も、最新メルセデス車に共通するデザインに変更されるなど、アップデートが施された。

大きく変わったのは、インテリア。ダッシュボードやステアリングホイールのデザインは一新され、モダンな雰囲気に変身。センターコンソールには、「COMAND」と呼ばれる最新の車載インフォテインメントシステム用モニターが装備される。

エンジンは、ガソリン、ディーゼル1機種ずつの合計2ユニット。「G500」グレードは、5.5リットルV型8気筒ガソリンエンジンを積み、最大出力388ps、最大トルク54kgmとパワフルだ。

Gクラスの生産は、少なくとも2015年まで継続されることが決定済み。2011年の同車の世界販売台数は約6600台と、過去7年間で最高のセールスを記録した事実からも、Gクラスはまだまだ魅力を放つ「永遠の若さ」を備えた1台といえそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る