プジョーは、3月のジュネーブモーターショー12において、『207』の後継車、『208』を初公開した。
208の車両重量は、部品単位での軽量化により、207比で平均110kgの軽量化を実現。ベースグレードでは1tを切る975kgを実現した。プジョーによると、グレードによっては、207比で最大173kgも軽くなっているという。
207よりも全長を70mm、全高を10mmコンパクト化したのも208が軽量化を果たした理由のひとつ。それでいて、パッケージングを煮詰めることにより、207比で後席足元の空間は50mm、トランク容量は15リットル(VDA計測法)拡大することに成功している。
エンジンは、1.0リットルと1.2リットルの3気筒ガソリンユニットを新開発。1.0リットルの場合、欧州複合モード燃費は23.26km/リットル、CO2排出量は99g/km。プジョーによると、平均CO2排出量は207比で34g/km改善され、環境性能はクラストップレベルにあるという。