BYDの第1四半期決算…90%の大幅減益

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BYDオートの新型ハイブリッドセダン、Qin(北京モーターショー12)
BYDオートの新型ハイブリッドセダン、Qin(北京モーターショー12) 全 2 枚 拡大写真

BYDは2012年第1四半期(1-3月)決算を発表した。BYDはグループ傘下に自動車メーカー、BYDオート(比亜迪汽車)を擁し、世界有数の電池メーカーとして知られる。

同社が4月末に公表したところによると、2012年第1四半期の売上高は前年同期比0.2%増の117億3400万元(約1490億円)と、わずかに増加。その一方、純利益は2704万元(約3億4000万円)にとどまり、前年同期に対して90%もの大幅な減益となった。

大幅な減益となった要因については、競争の激化によって携帯電話部門や太陽電池部門を中心に収益が悪化したのが大きいとしている。

また、傘下のBYDオート(比亜迪汽車)の2012年第1四半期世界新車販売台数は、前年同期比8%減の10万8800台。中国新車市場の減速を背景に、落ち込みを示している。

《森脇稔》

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