米自動車業界の伝説的人物、キャロル・シェルビー氏…89歳で死去

自動車 ビジネス 海外マーケット
キャロル・シェルビー氏
キャロル・シェルビー氏 全 6 枚 拡大写真

米国自動車業界の伝説的人物、キャロル・シェルビー氏が10日、米国テキサス州ダラスの病院で死去した。11日、同氏が代表を務めていたシェルビーアメリカンが明らかにしたもので、享年89歳。

米国のスポーツカーの名車、『ACコブラ』の生みの親として知られるのが、キャロル・シェルビー氏。1923年、米国生まれのシェルビー氏は1958‐59年、F1に参戦したのをはじめ、1959年のルマン24時間耐久レースでは、見事に優勝を果たす。

レース引退後、シェルビーアメリカンを設立。1962年には、名車中の名車と言われるACコブラを発表する。同車は英国の軽量スポーツカー、『ACエース』のシャシー&ボディをベースに、パワフルなフォード製4.7リットルV型8気筒エンジンを搭載。「マッスルスポーツカー」というジャンルを確立したモデルだ。

キャロル・シェルビー氏の死去のニュースは、『USA TODAY』をはじめ、米国のメディアで大きく取り上げられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る