ドコモ 夏モデル、スマホ放送局NOTTV対応端末を拡大

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AQUOS PHONE sv SH-10D
AQUOS PHONE sv SH-10D 全 23 枚 拡大写真

 NTTドコモは16日、同社の夏モデルラインアップとして、スマートフォン16機種、タブレット、キッズケータイ、モバイルWi-Fiルーター各1機種の合計19機種を発表した。

■「NOTTV」対応は7機種に

 ラインアップの特徴のひとつとして、今年4月に開局したスマートフォン向け放送局「NOTTV(ノッティーヴィー)」が視聴できるモバキャス対応端末が拡大したことが挙げられる。これまでは、僅か2機種しか同サービスに対応しておらず、正直少なすぎるという声も上がっていたが、今回、スマートフォン4機種とタブレットが1機種、合計5機種が追加され、対応機種は7機種に拡大した(コラボモデルは、通常機種と合わせて1機種としている)。

 新たに「NOTTV」対応機種として発表されたのは、「MEDIAS X N-07D」、「REGZA Phone T-02D」、「Optimus Vu L-06D/L-06D JOJO」、「AQUOS PHONE sv SH-10D」のスマートフォン4機種と、10.1インチタブレット「ELUGA Live P-08D」。

■各対応端末の特徴

 「MEDIAS X N-07D」は、Xi(クロッシィ)対応、1.5GHzCPU搭載で防水、おサイフケータイやワンセグ、赤外線通信機能もすべて使えることに加え、7.8mmの超うすボディを実現したフルスペックスリムスマートフォン。ディスプレイは約4.3インチのHD液晶、バッテリーは1800mAh。White、Pink、Brownの3色展開となっている。次に、液晶テレビ「レグザ」の高画質化技術をスマホに最適化した独自の「モバイルレグザエンジン6.0」を搭載しているのが、「REGZA Phone T-02D」。こちらも最大75MbpsのXi対応、CPUは1.5GHzデュアルコアとハイスペックで、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線、防水・防塵にも対応。ディスプレイは約4.3インチのQHD/有機ELディスプレイ。カラーはPink、Black、Blueの3色。

 「Optimus Vu L-06D」は、なんといっても4:3比率の5インチ大画面が特徴。付属のタッチペンを用いて、Web画面や写真・地図などあらゆる画面にメモやイラストが書きこめるほか、SNS・メール等での共有も容易にできる。また、その大画面と、Xi、デュアルコア1.5GHzのCPUによって快適なウェブブラウジングが可能。「NOTTV」視聴の際も、同画面内でのTwitter利用が快適に行える。防水、ワンセグ等の日本仕様も全部入りで、厚さ9・4mmとスリムボディも実現している。同機種と、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボモデル「L-06D JOJO」は、原作者の書下ろしイラスト&サインがボディに入っているほか、書下ろしイラストの壁紙やライブ壁紙が多数プリインされているほか、カラー版コミック第1巻~12巻までがインストールされている。

 「AQUOS PHONE sv SH-10D」は、Xi対応、デュアルコア1.5GHzCPU搭載、国内仕様全部入りで、バッテリー容量も1900mAhと大容量。「NOTTV」およびワンセグ対応のアンテナを搭載した卓上ホルダ「Viewer Dock(仮称)」を同梱しており、充電を開始することで新着動画やおすすめ動画をお知らせする「Dock to play(仮称)」機能に対応している。画質・音質の面でも、高画質エンジン「SV エンジン3」に対応した高精細4.5インチHD液晶と、迫力の音質を体験できる「Dolby Mobile v3」搭載で「NOTTV」に最適の視聴環境を実現している。

 今回唯一発表されたタブレットが、パナソニックの「ELUGA Live P-08D」。10.1インチの大画面で広視野角のIPS液晶ディスプレイを搭載しており、家族や友人と一緒に「NOTTV」やYouTubeなどの動画コンテンツを楽しむことが出来る。画質に関しては、ビエラで培った高画質技術、モバイルPEAKSエンジンのコントラスト補正や彩度補正、超解像処理によって、色鮮やかでくっきりとした映像表現が特徴。11.7mmとスリムで、かつ防水にも対応しており持ち運びも容易となっている。

 なお、各端末のスペックは開発途中のもので、発売時点では変更となる可能性もあるとのこと。各端末は6月以降順次発売される予定。

■TVで楽しむこともできる

 ドコモの発表会では、これら対応機種の実機を展示していたほか、MHLケーブル(HDMI変換アダプターを用いて)でスマホ・タブレットと大画面TVをつなぎ、「NOTTV」の映像をTVに出力するデモも行われていた。「NOTTV」は、解像度720×480ドット/フレームレート30fpsというDVD並みの高画質のため、TVの大画面に映しても違和感なく再生されていた。ちなみに、「NOTTV」をTV画面で視聴する際に、特別な設定等は必要なく、ケーブルをつなぐと自動的に出力される。

 「NOTTV」には、「NOTTV 1」「NOTTV 2」そして「NOTTV NEWS」という3つのチャンネルがあり、NOTTV 1およびNOTTV 2はスポーツからドラマ、音楽、アニメ、バラエティといった様々なジャンルを網羅した総合編成チャンネルとなっている。また、オリジナル番組にも力を入れており、秋葉原駅前にある「AKB48CAFE&SHOP AKIHABARA」に併設されたシアターにて、月曜から金曜まで生放送されている「AKB48の"あんた、誰?"」では、放送前日の夜に「google+」内で番組プロデューサーやスタッフ、ファン、AKBメンバーらが誰でも自由参加し、直接やりとりをおこなって内容を決定している。これまでに企画会議に参加したファンは述べ8,000人以上とのことで、メンバーや、ファンの希望が実現することもしばしばあるという。

 「NOTTV」では、今後も更なる対応端末の拡大と、放送コンテンツの充実をはかっていくとのことだ。

ドコモ、スマホ放送局「NOTTV」対応端末を拡大……5インチスマホや10.1インチタブレットも登場

《白石 雄太@RBB TODAY》

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