14日午前8時35分ごろ、熊本県芦北町内の国道3号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で軽乗用車側の2人が死亡。乗用車の運転者が重傷を負っている。
熊本県警・芦北署によると、現場は芦北町大川内付近。登坂車線を含んだ片側2+1車線の変則区間で緩やかなカーブ。軽乗用車はカーブを進行中に対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。
双方のクルマは中破。軽乗用車を運転していた同町内に在住する78歳の女性と、助手席に同乗していた46歳の男性が全身強打でまもなく死亡。対向車を運転していた59歳の女性も胸部骨折などの重傷を負い、近くの病院へ収容されている。
事故当時、現場付近では弱い雨が降っており、路面は濡れて滑りやすい状態だった。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。