三井住友海上火災保険は18日、事故後3年間の自動車保険料を従来よりも値上げすると発表した。2013年10月1日以降に保険期間が始まる契約から適用する。
これまでは、割引率63%の20等級の人が事故を起こした場合、次年度の保険契約では同57%の17等級に下がるだけだったが、新制度では従来よりも割引率を圧縮した別立ての等級(事故有係数)に切り替わり同じ17等級でも割引率は38%になる。その後3年間無事故ならば、無事故の人と同じ割引率に戻る仕組み。
また火災や盗難などの事故で車両保険を支払った場合には、これまでは等級を据え置いていたが、1等級下げる扱いに改める。その際も別立て等級が適用される。また従来の等級の割引率も一部手直し、2年後から適用するとしている。