【フォード エクスプローラー エコブースト 試乗】素性の良さとコストで選ぶなら…諸星陽一

試乗記 輸入車
フォード エクスプローラー XLT エコブースト
フォード エクスプローラー XLT エコブースト 全 12 枚 拡大写真

『エクスプローラー エコブースト』に乗っていて、もっとも気をつけないといけないのは、ガソリンスタンドでハイオクを入れられてしまうことだ。そうエクスプローラーは最新のエコブーストだけでなく、全グレードでレギュラーガソリン対応となっている。

【画像全12枚】

ハイオク仕様とレギュラー仕様では、同じ燃費であっても価格ベースでは、7〜8%程度レギュラー仕様のほうが出費が少ない。燃費を比べるときは、ガソリンの消費量ではなく出費で比べるのがスジってもんだ。
 
さて、そんなエクスプローラー エコブースト。乗ってみるとこれがじつにスッキリして気持ちのいいフィーリングを持っている。従来のアメリカンSUVのような重いボディを大出力の大トルクで無理矢理走らせるというのではない。ボディは2tとそこそこ重いのだが、それを重いと感じさせないエンジンのトルクとのバランス、具体的にはアクセルペダルを踏んだときの加速のピックアップの良さなどがいい。
 
ターボのおかげで低速からしっかりとトルクがあるので、アクセルペダルに軽く足をのせておくだけで、高速道路を快適に巡航することが可能だ。
 
車高もアイレベルも高いので、コーナリング時にはそれなりのロールがあるのだが、運転席に乗っている限りは不快感はない。
 
スポーティに走ってしまうだけに、後席に乗った同乗者からブーイングが出る可能性だけは否めない。
 
現在、エクスプローラーシリーズには、3.5リットルのV6と2リットル直4ターボ(エコブースト)の2種のエンジンがあるが、その素性は2リットル直4ターボのほうが上。エクスプローラーは全グレードでエコカー補助金対象だが、エコブーストなら自動車税のレベルが3.5リットルよりも3ランクも下となる。こうなると選ぶべきグレードは決まったも同然だ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★★

諸星陽一|モータージャーナリスト
自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活躍。趣味は料理。

《諸星陽一》

諸星陽一

自動車雑誌の編集部員を経て、23歳でフリーランスのジャーナリストとなる。20歳代後半からは、富士フレッシュマンレースなどに7年間参戦。サーキットでは写真撮影も行う、フォトジャーナリストとして活動中。趣味は料理。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
  2. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  3. 国産初「1.8ツインカムターボ」搭載、7代目トヨタ『コロナ』の実力【懐かしのカーカタログ】
  4. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】ノマドに乗るならやっぱり「ATがオススメ」な理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る