【ホンダ フィット 改良】基本価値の進化でナンバーワン維持

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ホンダ フィット 改良新型
ホンダ フィット 改良新型 全 6 枚 拡大写真

ホンダは24日、『フィット』をマイナーチェンジし、発売を開始した。

「販売実績は、2001年6月の発売以来、非常に多くのユーザーから高い支持を得ており、年間15万台強の高位安定販売を維持。セグメント内のランキング1位をここ数年堅持しています」と語るのは、本田技研工業営業開発室商品ブランドブロックの鈴木豪氏。

その理由について、「指名買い、比較購入ともに、燃費、荷室の広さ、居住性、外観といった項目が高く評価され、これが高い販売に結びついている」と分析。更に、もうひとつの要因としてハイブリッドモデルの存在を挙げる。

「ホンダは『インサイト』を皮切りに、『CR-Z』、『フィット』、『フィットシャトル』、『フリード』と非常に幅広いハイブリッドのラインナップを拡充してきています。これは様々なユーザーのライフスタイルに応えていきたいという想いからなのです」と述べる。

そして、今回のフィット投入の考え方は、「高位安定販売の継続でスモールNo.1の維持。これを目標に、ハイブリッドモデルを中心に、“資質の進化”と“価値の拡大”を通して、5年目のモデルでは通常ありえない大幅な商品強化を図りました」とする。

具体的内容は、「燃費、使い勝手、安全性、居住性といったスモールの基本価値を全グレードで進化させると同時に、快適装備満載で好評の10周年特別仕様車のグレード化。また、ハイブリッドモデルを中心にクラスを超えた質感、快適性の向上。更に多様なニーズに応える走りのハイブリッドRS、そして、女性向けのShe’sを追加設定しました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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