【人とクルマのテクノロジー12】スマートフォンでトラックの位置情報を把握

自動車 テクノロジー 安全
『クオン』や『コンドル」に標準装備されている多目的ディスプレイが常に車両の状態を管理。位置情報などの発信も行う。
『クオン』や『コンドル」に標準装備されている多目的ディスプレイが常に車両の状態を管理。位置情報などの発信も行う。 全 11 枚 拡大写真

UDトラックスは、大型トラック『クオン』や中型トラック『コンドル』に標準装備されている多目的ディスプレイを利用した運行管理システム「UDインフォメーションサービス」を「人とクルマのテクノロジー展」に参考出品している。パソコンやスマートフォンでトラックの位置情報などをチェックすることができる。

クオンやコンドルに標準装備されている3Gテレマティクスモジュール内蔵の多目的ディスプレイは、CANとつながっており車両コンディションなどの情報を収集するもので、本来はメンテナンス時期や部品の交換時期をユーザーへ知らせるためのアイテムとして使われている。参考出品されている運行管理システムはこれを利用したものだ。安全運転や燃費に良い運転をしているかどうかなどもかなり詳細なレポートを提供する。

多目的ディスプレイからは車両位置や速度などの情報がサーバーへ自動的にアップされており、展示ではこれをパソコンだけでなく、スマートフォンからも確認できるデモも実施。携帯電話が使える場所であればどこでも使えるため、事故や渋滞による遅配が発生しそうな場合、これまでよりも迅速に対処することが可能となる。

車両のメンテナンスに必要な情報の収集がメインであり、位置情報などはオプションサービスとして提供される。車両側に必要なシステムが標準で装備されており、ユーザーの追加負担がほとんど必要ないのがメリットだという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る