主婦の約9割が自転車で冷や汗

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自転車保険を知っているか
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 主婦や子どもにとっても便利な交通手段である自転車。この自転車による事故が急増していることが深刻な問題になっている。本人がけがをするケースは想像に難くないが、過去には賠償金6,000万円という判例もあるということで、被害者・加害者の両方の立場での備えが必要だ。

 自転車保険を提供するエアーリンクでは5月10日から11日の2日間、自転車を利用している全国の28歳から49歳までの主婦300名を対象にアンケートを実施した。その結果、87.7%が自転車でヒヤリとした経験があるものの、自転車保険を「知らない」方が43.7%。「知っている」と回答した方56.3%のなかでも実際に加入しているのは25.4%。知っている方で4人に1人、全体では7人に1人と、自転車保険の加入率の低さが浮き彫りになった。

 未加入の理由としては、「加入したくない」「加入したい」方ともに「出費を抑えたい」「任意加入だから」との回答が多い。一方で、「自転車保険が法令で強制化される」ことには82.7%が賛成している。自転車保険の認知度は低いものの、多くの主婦はその必要性を理解しており、強制化への賛成が多いことがわかる。

 なお、「賛成」の理由としては「加害者になったときの備え」が85.5%、「被害者になったときの備え」が70.6%といずれも高く、特に「加害者」になった場合の賠償を心配している方が多いことがわかる。

 エアーリンクは、保険料3,600円/年の自転車の責任保険(交通事故傷害保険)を提供している。賠償限度額は1億円で、加入者本人のほか配偶者や同居する子ども、親などの家族も対象となる。被害者になった場合には、本人に限り日額3,000円の入院保障がある。

主婦の約9割が自転車でヒヤリ、事故急増でも低い「自転車保険」加入率

《田村 麻里子》

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