昭和シェル石油、UAEで太陽光発電システム導入実験に参画

自動車 ビジネス 企業動向
ソーラーフロンティア 太陽光発電システム(イメージ)
ソーラーフロンティア 太陽光発電システム(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

昭和シェル石油と子会社のソーラーフロンティアは、国際石油交流センターとUAE・アブダビ首長国国営石油精製会社タクリールとの共同事業である、製油所関連施設での太陽光発電システム導入実験事業へ参画すると発表した。

今回の共同事業は、石油供給を安定確保するために産油国との友好関係を強化したい日本側の意向と、製油所における消費電力の一部を再生可能エネルギーで賄うことで原油の輸出余力を増やしたいというアブダビ首長国側の方針が一致したことにより実現した。

太陽電池パネルは、国際石油交流センターの会員である昭和シェル石油を通じて、ソーラーフロンティアがCIS薄膜太陽電池を供給。同事業は、昭和シェル石油グループとしては、サウジアラビアに続き中東での2国目の案件となる。

今回の太陽光発電システムは、タクリールが操業する製油所関連施設の屋上など4か所に、合計36.4kW分を設置。ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池は、高温下でも高い発電性能を発揮できるため、タクリールにおいても大きな期待が寄せられている。昭和シェル石油グループは、1年間にわたり設置した太陽電池の発電データを収集・分析する。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る