【シボレー ソニック 試乗】扱いやすく元気に走る…日下部保雄

試乗記 輸入車
シボレー ソニック
シボレー ソニック 全 9 枚 拡大写真
GMコリアからやってきたワイルド・コンパクト、『ソニック』のインテリアはエクステリア同様に個性的。バイクをモチーフとしたメーターナセルなどアグレッシブだ。

1.6リットルエンジンは可変バルブタイミング機構で115psだが、低速トルクがあるので結構元気よく走る。レギュラーガソリンを使えるのがさらに嬉しい。

またこのクラスでは珍しい6速のトルコンATを組み合わせていることが注目される。ワイドレシオでクルージング燃費もよさそうだ。各ギアのつながりも良くシフトノブ側面にティップスイッチがあって、マニュアルモードではこのスイッチが親指一つで自在に変速でき、使いやすい。

ドラポジはペダル配置が悪く違和感があるが、それ以外は妥当。ハンドリングはかなりキビキビとしている。ステアリングギアレシオも早い。反面、リアサスを締めているので乗り心地はやや硬め。ただし荒れた路面でも姿勢の戻りは早めで好ましい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
おススメ度:★★★

日下部保雄|モータージャーナリスト
学生時代よりモータースポーツに傾倒する。全日本ラリーチャンピオンシップAクラスチャンピオン、全日本ツーリングカー選手権ドライバーランキング10位という実績に加え、海外ではWRCの英国RACラリー連続参戦、入賞、ドイツ・ニュルブルクリンク24時間レース入賞など、豊富な実績。モータージャーナリストとして四半世紀以上のキャリアを持つ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、AJAJ会長。

《日下部保雄》

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