26日午後4時30分ごろ、埼玉県神川町内の町道で、交差点を進行していた乗用車同士が衝突する事故が起きた。双方のクルマは中破し、一方の運転者が死亡。もう一方の運転者も重傷を負っている。
埼玉県警・児玉署によると、現場は神川町新里付近で片側1車線の直線区間。交差点に信号機は設置されていない。優先道路側を走行していた乗用車は前走車を追い抜きながら交差点へ進入。左方向から交差進行してきた乗用車の右側面部に衝突したとみられる。
双方のクルマは中破。この事故で交差側のクルマを運転していた同町内に在住する24歳の男性が全身を強打し、収容先の病院で死亡。優先側のクルマを運転していた同町内に在住する25歳の男性も全身強打の重傷を負っている。
警察では優先側のクルマが速度超過状態で進行。交差側も一時停止を怠って交差点に進入した疑いがあるとみて、後続車の運転者からも事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。優先側のブレーキ痕は対向車線側に残されていた。