日産の米国新車販売、20.5%増…5月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
日産ヴァーサ・セダン
日産ヴァーサ・セダン 全 5 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は1日、5月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万1794台。前年同月比は20.5%増と、大幅な増加となった。

日産ブランドの乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が新型の発売を控えて、前年同月比11.1%減の2万2690台と後退。しかし、『ヴァーサ』(日本名:『ティーダ』)が、80.3%増の8643台と、販売を大きく伸ばす。『ジューク』も66.2%増の3298台と好調だ。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が1万1977台を販売し、前年同月比は72%増を記録。大型ピックアップトラックの『タイタン』も、前年同月比86.7%増の2166台と支持を集める。ミニバンの『クエスト』も、106.4%増の1802台を売り上げた。

インフィニティブランドでは、主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)も、前年同月比40%増の3758台。新型クロスオーバーの『JX』は、2678台と良好な立ち上がりを示す。

5月の販売結果を受けて、北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「燃費性能の高いヴァーサやジューク、ローグを中心に、5月は素晴らしい結果を残した」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る