成田空港の新社長に元JR東日本副社長の夏目誠氏

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成田空港会社の新社長に内定した夏目誠氏(現・JR東日本リテールネット社長)
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成田国際空港の施設管理を担う「成田国際空港」(千葉県成田市)の社長に、JR東日本で副社長を務めた夏目誠氏(64)が内定した。5日の閣議で了解された。

夏目氏は東大法学部を卒業。1971年に旧国鉄に入社。国鉄民営化後は、JR東日本の総務課長から経営管理部長、副社長事業創造本部長を務めた。05年からはJR東日本リテールネットの社長を務める。

羽田雄一郎国土交通相は、その人事について次のように述べた。

「夏目誠さんは、JR東日本で経営の中枢に携わり、民間企業としての経営基盤を確立されるとともに、投資計画の実施などで関係者との協議調整で多くの成果を上げてきた。JR東日本リテールネットでは駅ナカビジネスを発展させ、民間企業としての経験も極めて豊富。その経歴は成田空港会社社長にふさわしい」

成田国際空港は04年に、新東京国際空港公団から民営化された。日本政府の完全出資会社。民間起用は07年に、住友商事出身の現社長・森中小三郎氏が選任されて以来、2人目となる。

また、新関西国際空港会社(大阪市)の会長には、関西国際空港会社の福島伸一社長(63)が新任された。福島氏は京大法学部卒業。72年に松下電器産業に入社。人事部長を経て専務、副社長に就任した。09年から同社社長。

羽田国交相は「関空社長に就任して以来、国際空港の拠点としての発展に寄与している。地元の経済界からも高い評価を得ている」と、評価した。

新関西国際空港会社は、大阪国際空港(伊丹空港)と関西国際空港(関空)の一体的運営のために、政府の完全出資で12年4月に設立された。

《中島みなみ》

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