三菱電機が5日に発表した今年度の新モデル『DIATONE SOUND.NAVI』。メインターゲットを「DIATONEブランドを認知・評価してくれている40代から60代」(同社)とし、月販1万台を目標として7月2日から販売される。
DIATONE SOUND.NAVIは、実勢価格20万円前後のプレミアムモデル(NR-MZ60PREMI)と同16万円前後のスタンダードモデル(NR-MZ60)の2機種をラインナップ。
「カー用品市場で特に購入額の高い40代後半や、子離れした40代から60代までのクルマ購入層とDIATONEブランドのターゲットが一致。この層に、カーナビでハイエンドホームオーディオに匹敵する音質を提供することをコンセプトとした“オーディオナビシステム”を売り込む」と同社。
従来24bitの256倍の高精度・高音質を実現させる32bitD/Aコンバーターを搭載し、「受信したラジオの音も、これまでカットされていた音域もきちんと再現してくれる。例えば、DJのちょっとした息づかいまで聞こえてくるほど」と同社はPRする。
また、プレミアムモデルは、左右独立31バンドグラフィックイコライザーや、着座位置によって細かく音を調整できるマルチウェイ・タイムアライメント機能を装備。「メインターゲットは、『イコライザー』に触れて自分だけの好きな音を求める層。車内の音にこだわる人に注目してくれるはず」とも話していた。