メルセデスベンツ SLS AMG、大幅進化…591psにパワーアップ

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メルセデスベンツSLS AMG GT
メルセデスベンツSLS AMG GT 全 6 枚 拡大写真

メルセデスベンツのスーパーカー、『SLS AMG』。同車が2009年のデビュー以来、初の大幅改良を受け、第2世代へと進化した。

これは5日、メルセデスベンツが明らかにしたもの。大幅改良が施されたSLS AMGは、新たなに『SLS AMG GT』を名乗る。ボディタイプは、クーペとロードスターの2種類。

今回の大幅改良では、外観の変更は最小限にとどめ、パフォーマンスの向上に重点を置く。ハイライトはエンジン。排気量6208ccのV型8気筒ガソリンエンジンは、コンピュータープログラムの改良などにより、最大出力591ps/6800rpm、最大トルク66.3kgm/4750rpmを獲得。最大トルクは変わらないが、最大出力は従来よりも、20psパワーアップした計算だ。

7速デュアルクラッチトランスミッション、「AMGスピードシフトDCT-7」は、Mモードにおけるギアチェンジ時間を短縮。この結果、SLS AMG GTは0-100km/hを3.7秒で駆け抜け、最高速は320km/hに到達。0-100km/hは従来の3.8秒から0.1秒短縮。最高速は317km/hから3km/h引き上げられた。

足回りには、「AMGライドコントロールパフォーマンス」と呼ばれるサスペンションを新開発し、ハンドリング性能を向上。外観はヘッドライトとテールランプをダークレンズ化。赤いブレーキキャリパーも新アイテムだ。インテリアは、レザーの変更やアルカンターラの拡大採用などにより、エクスクルーシブ性を高めている。

《森脇稔》

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