競技用自転車のブレーキハンドルはダミー、悪質として男を書類送検

自動車 社会 社会

大阪府警は4日、ブレーキを装備していない競技用自転車で公道を走行していたとして、大阪府守口市内に在住する28歳の男を道路交通法違反(制動装置不良自転車運転)容疑で書類送検した。これまでに3回摘発されており、悪質事案と判断した。

大阪府警・旭署によると、道交法違反容疑で書類送検された男は2012年5月10日の午前8時15分ごろ、守口市緑町付近の市道で、ブレーキ装備の無いBMX(Bicycle Motocross、競技用自転車)を運転した疑いがもたれている。男が運転していたBMXにはブレーキハンドルが装着されていたが、ブレーキパッドは装着されていなかった。道路に足をついて減速する様子をパトロール中の警官が目撃。ブレーキハンドルがダミーということが明らかになった。

男は今年3月までに2回、ピストと呼ばれるブレーキ装備の無い別の競技用自転車を乗車中に摘発を受け、交通違反切符の交付を2回とも受けていた。これと合わせ、ダミーのブレーキを装着して摘発逃れを狙った行為を悪質と判断。道交法違反容疑での書類送検を決めた。

調べに対して男は「友人からダミーブレーキがあると発見されにくいと聞いた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』次期型はいつ登場? ハイブリッドスポーツとして最速2027年発表か
  2. メルセデスベンツの小型3列シートSUV『GLB』に新型、まずはEVがデビュー…航続最大631km
  3. 【日産 フェアレディZ 新型試乗】まるで日本製のアメ車? そこはかとなくアメリカを感じる…中村孝仁
  4. フィアット、『500ハイブリッド』欧州発表…6速MTのマイルドハイブリッドに
  5. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る