火星着陸8月6日…探査機キュリオシティ

自動車 ビジネス 企業動向
火星探査機「Curiosity(キュリオシティ)」
火星探査機「Curiosity(キュリオシティ)」 全 6 枚 拡大写真

 米NASAは11日(現地時間)、火星に向けて飛行中の探査機「キュリオシティ」の火星着陸を PDT 8月5日の午後10時30分ごろ(日本時間8月6日の午後2時30分ごろ)に決定したと発表した。

 キュリオシティ着陸の日時や場所はNASAでこれまで緻密に検討されてきた。キュリオシティの最大の目的は火星に生命が存在した証拠を探すことなので、着陸場所はその成果が得られやすい場所であり、なおかつ安全に着陸できる地形でなければならない。

 着陸場所については、これまで決まっていたエリアは約12マイルと16マイルの楕円のエリアだった。その後のさらに詳しい分析や検討により、このエリアは約4マイルと12マイルの細長いエリアに絞りこまれた。

 キュリオシティは昨年の11月に地球を飛び立ったが、その時点でミッションのすべてが決定していたわけではなく、着陸のスケジュールも検討を重ねて今回の発表となった。また、キュリオシティの制御ソフトウエアはテストや改良が現在も継続されており、アップデートした制御ソフトは着陸後にキュリオシティに送信されるという。

 キュリオシティは乗用車ほどの大きさのある重量900キロの火星探査機で、サンプルを採取するためのドリルを搭載しているなど、きわめて能力が高い。大きな成果をあげることが期待されている。

火星探査機キュリオシティの着陸は8月6日、NASAが発表

《山田 正昭@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る