小1生の母親「子どもの夏休みに不安」38.7%

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もうすぐお子様の夏休みですが、不安はありますか
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 東京、神奈川で民間学童保育施設を運営するキッズベースキャンプは6月13日、小学校1年生の子どもを持つ母親300名を対象に、「子どもの夏休みに関する不安」、「親世代と子世代の放課後の比較」に関する調査の結果を発表した。

 同調査は、1都3県(東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県)で小学1年生の子どもを長子に持つ20代から40代の母親を対象にインターネットで実施。合計300サンプル(有職者150サンプル、専業主婦150サンプル)について集計している。調査時期は5月下旬。

 夏休みに不安があるかについて尋ねた質問では、「非常に不安」「やや不安」と答えた人は全体の38.7%だった。職業別でみると、専業主婦は25.3%だったのに対し、有職者は52.0%となり、有職者の半数以上が不安を感じているという結果になった。

 不安に思うことの内容では、「子どもの1日のスケジュール管理」が全体で69.0%ともっとも多かった。一方、有職者では「昼食・お弁当の用意」が74.4%で「子どもの1日のスケジュール管理」(61.5%)を上回った。また、自由回答では、「習い事が休みになるとどう過ごさせたらよいか分からない」、「毎日学童保育に通わせることを本人が不満と思わないか」、「仕事が制限されてしまうかもしれない」といった意見が挙げられている。

 平日の放課後の過ごし方を親世代と子世代で比較すると、子世代の方が多い項目は「学童保育に行く」で、親世代と比べると公営・民間合わせて31.3%多くなっている。また、子世代の方が少ない項目は「自宅にて弟妹と過ごす」が30.7%、「友達と遊ぶ」が25.6%それぞれ少なくなっている。

 平日の放課後の過ごし方の違いを親世代と子世代で比較すると、親世代のほうが多かったのは「同年齢・異年齢の子ども同士で遊ぶ機会」(59.3%)、子世代のほうが多かったのは「ゲームやテレビなどで一人で過ごす時間」(55.0%)、「習い事の時間」(47.3%)だった。

 また、子どもや大人とのコミュニケーションを通して親が子どもに学んで欲しいこととしては、「コミュニケーション能力(協調性・傾聴力・自己表現力)」(92.0%)、「社会ルールやマナー」(86.7%)、「思いやり」(85.7%)がもっとも多く、続いて「危険管理能力」(77%)、「けんかの仕方や仲直りの仕方」(76.7%)、「ゲームやテレビではなく、さまざまな遊びを知る機会」(68.7%)となった。

※お詫びと訂正:本記事の初出時に「有職者」すべきところを誤って「有識者」と記載しておりました。また、サンプルの合計数に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。

小1生の母親、「子どもの夏休みに不安がある」38.7%…KBC調べ

《前田 有香》

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