京セラは13日、豊田通商と共に、モルディブ・マレ島内の学校など公共施設10か所に、合計675kWの太陽光発電システムを供給するプロジェクトを受注したと発表した。同国におけるプロジェクトの設置容量では最大規模。
第一期分となる5か所合計395kWのシステムは設置を完了し、既設分の年間発電量予測は、合計で46万5227kWhとなる。これにより年間約146tのCO2削減につながる見込み。また、第二期分となる5か所合計280kWについても受注しており、今後設置を進めていく。
今回の案件では、210Wの太陽電池モジュールを使用し、第一期分として1896枚を供給、第二期分として1344枚の供給を予定している。また、同国は台風の発生しやすい地域に位置するため、強風などにも耐えられるよう、太陽電池モジュール裏面にはサポートバーを施して耐風圧性能を高める工夫をしている。