京セラ、インドに切削工具のテクニカルセンターを新設

自動車 ビジネス 企業動向

京セラは、自動車生産台数の増大が見込まれるインドで、顧客の切削工具市場での技術支援体制を強化するため、日系切削工具メーカーではインドで初となる技術サポート拠点「インドテクニカルセンター」を6月15日に開設する。

テクニカルセンターは、「キョウセラ・アジア・パシフィック」で、実装室(マシニングセンター、NC旋盤)、測定室、セミナールームなどを整備する。現地顧客に近い場所に専門技術者を配置することで、多様化するさまざまな顧客ニーズにタイムリーに対応する。

インドでは、自動車や一般産業機械の市場が急速に拡大しており、同国の切削工具の市場規模は、今後の年平均成長率が約10%と新興国の中でも最も高く、さらに拡大が見込まれている。インドは同社の注力市場の一つで、現地顧客の生産性向上をサポートするため、サービス体制を確立する。

同社のテクニカルセンターは現在、海外8拠点、国内3拠点を設置しているが、今回のインドを合わせて12拠点となり、グローバル体制を構築する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
  4. スズキ『キャリイ』『スーパーキャリイ』、フロントと内装デザイン一新…改良新型の先行情報を公開
  5. ポルシェ『カイエン』新型、11月19日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る