トヨタ ハイエース など 排出ガス基準を満たさなくなるおそれ

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改善箇所
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トヨタ自動車は20日、『ハイエース』『レジアスエース』『ダイナ』『トヨエース』計4車種の排気管などに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、2007年8月8日~2010年8月2日に製作された9万1198台。

不具合は2か所。

1、排気管及び排出ガス防止装置で、パイプと取付ボルトの強度が不足しているため、当該部位が損傷して排出ガスが漏れ、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがある。

2、エンジンの燃料噴射ノズルで、燃料パイプとの締結部の締め付けトルクが不適切なため、ノズルに亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。

1については全車両、EGRパイプと排気絞り弁取付ボルトを対策品と交換する。また、一部車型については、フロントパイプを対策品に交換するとともに、テールパイプに制振ダンパが取り付けられていない場合はセンタパイプを新品に交換し、テールパイプに制振ダンパを追加する。

2については全車両、燃料噴射ノズルを新品に交換し、規定トルクで締め付ける。

不具合発生件数は1が274件、2が128件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。

《レスポンス編集部》

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