イチネンHDが前田機工を買収…整備事業者向け工具販売を強化

自動車 ビジネス 企業動向

イチネンホールディングスは、自動車整備用などの機械工具類の卸販売を手掛ける前田機工を買収すると発表した。

イチネンは前田機工の屋敷高夫社長をはじめとする前田機工の株主から株式を取得、議決権ベースで85%以上取得する予定。

イチネングループは、傘下の事業会社がリース事業、自動車メンテナンス受託事業、燃料販売事業、ケミカル事業、パーキング事業の5つの事業を展開しており、新たにカーシェアリング事業にも参入している。

一方の前田機工は、全国9カ所に支店を持ち、機械工具類の卸売を手掛けている。特に、自動車整備器具については「NAO-SU/ナオス」、「オートライ/Autry」、「NEON」の独自ブランドを展開し、企画・開発から行っている。

イチネンは前田機構を子会社化し、イチネングループの取引先である全国約7000カ所の自動車整備工場へ、前田機工の自動車整備器具をはじめとする工具などの商品を販売するとともに、イチネングループが取り扱う化学品などを前田機工の約2000件の取引先への販売拡大を目指す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. 【スズキ クロスビー 改良新型】フルモデルチェンジ級進化の原点は「ハスラーとの差別化」だった
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る