ホンダ、12年内にHVバッテリーのレアアースを再利用…月1000台の処理能力整備へ

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ホンダは20日、東京で開いた環境対応に関する説明会で、ハイブリッド車(HV)の使用済みニッケル水素バッテリーから抽出するレアアースやニッケルを、2012年内から再利用する計画を明らかにした。

ホンダは日本重化学工業と協力し、今年4月に同バッテリーからレアアースなどを抽出する技術を確立した。複数のレアアースによる合金である「ミッシュメタル」やニッケルなどを取り出す。

年内に始める再利用では、バッテリーのみならずモーターの部品など幅広い利用を計画しているという。日本重化学は、月間1000台のHVから資源を抽出できる設備を整える計画。ホンダの担当者によると、今後はニッケル水素バッテリーのみならず、HV用のモーターやリチウムイオンバッテリーからの再資源化も進めるという。

《池原照雄》

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