【シトロエン DS5 発表】既存のカテゴライズにとらわれないスタイリング

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シトロエン DS5
シトロエン DS5 全 6 枚 拡大写真

日本でも8月に発売が開始されるシトロエン『DS5』は、カテゴライズした言葉をつけることが出来ない新しいモデルであるという。

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プジョー・シトロエンジャポンマーケティング部シトロエンプロダクトマネジャーの上村学さんは、「日本人は“クロスオーバー”とか、“スポーツワゴン”などの言葉が欲しいのですが、それがデザイナーのVTRや記述のどこにもなく、フランス本社にも聞いても答えは返ってきませんでした」と話す。

その後、上村さんは「デザイナーが、カテゴライズした言葉をつけられないクルマだと明快にいっているのを見つけました。デザイナーがいっているのに我々がつけられるわけがありません。これを見た時に、あ、これは絶対日本で無理やりボディタイプ名をつけてはいけないんだなと考えました。新ジャンルの新しいスタイリングを生み出したということなのです」。つまり、「何と何を合わせたとかそういう次元を超えた発想でデザインしたのだと思います」と述べる。

また、「コンパクトというキーワードをデザイナーが何度か使っているのが面白いですね」と上村さん。「幅は日本人にとっては全くコンパクトではないですが、長さはコンパクトです。彼らはコンパクトで魅力的。そして、空力の良いスタイリングに仕上げようとしていたのです」。

「我々の感覚では『DS3』、『DS4』、DS5と常に大きく偉そうになると思っていましたが、そういう思考ではなく、DS5ならDS5なりの独自のコンパクトとエアロダイナミクスでデザインされているのです。確かに、『DS4』よりは大きいのですが、『C5』と比較をするとスマート。そういうデザインのコンセプトなのです」。

最後に上村さんは、DS5の一番のポイントをエクステリアとインテリアのデザイン性だとする。「この2つが独創性を追求しているので、すごく際立っています。そして一見ばかばかしいようなインテリアの演出。時計やスイッチ、コックピットルーフなど、このようなことをやれるのがシトロエンだと思います。合理性というのを一回机から外して、趣味性を追求したのでしょうね」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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