日産自動車の中国の合弁会社の東風汽車(東風日産)は、2014年までに大連市政府が行うパイロットプログラムへ、ヴェヌーシアブランドの電気自動車(EV)を1000台供給することで合意した。
東風日産が工場を新設する大連市は、代替エネルギー車のパイロットシティとして、EVの普及と充電インフラ整備を促進する。
東風日産の中村公泰総裁は「日産は、ゼロ・エミッションでグローバルリーダーとなることを目指している。EVは中国市場で、最も実現可能性の高い代替エネルギー車であると確信している。私たちは、日産の先進的なゼロ・エミッション技術をベースとしたヴェヌーシアブランドのEVを投入して、中国政府のビジョン達成のため、今後も政府、地方政府と協力していく」とコメントしている。
東風日産は、4月に開催された2012年北京国際モーターショーにヴェヌーシアEVコンセプトを出展している。