サーブ、最後の900台を叩き売りか…米国

自動車 ビジネス 企業動向
サーブ9-3(参考画像)
サーブ9-3(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

2011年12月、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。スウェーデンのEVベンチャーに買収されることが決定した同社が、最後のサーブ車を米国で販売することが分かった。

これはサーブのファンサイト、『SAAB WORLD.NET』が伝えたもの。米国で、『9-3』と『9-5』の合計900台の最終サーブが販売されると告げられている。

この900台、新車として米国に輸入されながら、米国の3か所の港で長期に渡り、保管されてきた。それは、サーブ本社の経営破綻に伴い、サーブの米国法人も営業を停止。これらの900台は、販売ができなくなったからだ。

同サイトによると、900台のうちの300台は、サーブの米国法人に対して債権を持つ米国のサーブディーラーへ分配。各ディーラーでは、新車価格の30-50%引きでディスカント販売する見込みだという。

残りの600台は、レンタカー会社へ販売されたり、オークションにかけられたりする予定とのこと。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る