乗捨てカーシェア「ビジネスとして成功している」…car2go ベッカーCOO

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car2go社ライナー・ベッカーCOO
car2go社ライナー・ベッカーCOO 全 6 枚 拡大写真

独ダイムラーの子会社で、スマート『フォーツー』を使って欧米でカーシェアリングサービスを展開しているcar2go社のライナー・ベッカーCOOは29日、都内で講演し、「すでに200万台を超える貸し出しを達成しており、ビジネスになっている」と強調した。

メルセデスベンツ日本が同日開催した講演イベント、「メルセデスベンツ・アドバンスド・モビリティ・デー」基調講演の中で明らかにした。

car2goのカーシェアリングサービスは2009年3月に独ウルム市で導入を開始し、現在は欧米11都市でサービスをおこなっている。ベッカーCOOは「現時点で10万人以上の会員登録があり、そして毎週、何千人と増えている。4000台(のフォーツー)がcar2goで使われており、そのうちの600台が電気自動車だ」と述べた。

さらに「1日数回利用する人もいる。ビジネスとして成功していると思っている。これはスマートの販売を促進しようとしているマーケティング活動ではない。ビジネスになり得ている」と強調した。

car2goは、あらかじめ会員登録すれば予約なしで24時間利用できるうえ、指定エリア内ならどこでも乗り捨てられる。また料金は分単位で、好きな時に好きなだけ利用できるというのも、他のカーシェアリングサービスとは異なる特徴となっている。

《小松哲也》

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