楽天、電子ブックリーダー「kobo Touch」7980円で発売

自動車 ビジネス 国内マーケット
「kobo Touch(コボタッチ)」
「kobo Touch(コボタッチ)」 全 2 枚 拡大写真

 楽天は2日、同社の子会社であるKobo Inc.が日本において電子書籍サービスを開始すると発表した。電子ブックリーダー「kobo Touch(コボタッチ)」の予約受付を本日から開始し、コンテンツ配信は19日からの予定。「kobo Touch」の価格は7,980円。

 Kobo社は、世界190ヵ国、900万人が利用する世界有数の電子書籍サービスを運営しており、カナダや米国、英国、フランスをはじめ、グローバルに事業を展開。配信する電子書籍コンテンツは、同社の電子ブックリーダーからだけではなく、アプリケーションを通じてiOS、Android、Windows、Macなど、スマートフォンやPCなどからも読むことが可能となっている。

 「kobo Touch」向けに提供する電子書籍コンテンツは、世界最大級のコンテンツ数を誇る「koboイーブックストア」より購入することができる。日本語のコンテンツは、小説・エッセイやビジネス書、コミックなど多ジャンルにわたり、コンテンツ数は日本語以外のコンテンツを含め、約240万冊を用意。また、出版社の協力を得て、独占先行配信のコンテンツも取り揃えたとのこと。

 電子ブックリーダー「kobo Touch」は、目に優しく太陽の下でも読みやすいE Ink社の電子ペーパー「Pearlディスプレイ」を搭載。端末の重さは185gと軽量。また、1台の端末に最大約1,000冊のコンテンツをダウンロードし、持ち運ぶことができ、外出先や旅先などいつでも好きな時に本を楽しむことができる。Wi-Fi機能を搭載しているため、ワイヤレスでストアへのアクセスが可能。

 さらに、Kobo社の電子ブックリーダー独自の機能として、自分が読んだ本の履歴や、読書量、読書をする時間帯など、読書ライフがひと目でわかるソーシャルリーディング機能「Reading Life」を搭載。「Reading Life」には条件に応じて、さまざまなオリジナルデザインの「バッジ」が付与され、コレクションできる楽しみも備わっており、これらの情報はFacebookを通じて友人にシェアすることもできる。

 コンテンツフォーマットは、「EPUB3.0」を採用し、日本語の縦書きやルビ表示など日本語独特の表現に対応。なお、「EPUB3.0」の日本語コンテンツを全面採用するのは、電子書籍ストアとしては「koboイーブックストア」が初めてという。ユーザーは、楽天会員IDを通じてコンテンツを購入すると、購入金額の1%分の楽天スーパーポイントが付与される。楽天スーパーポイントを使って、電子書籍コンテンツの購入も可能。

 端末の販売は、楽天のオンラインショッピングモール「楽天市場」や「楽天ブックス」をはじめ、家電量販店を通じておこなわれる。また、大手書店に、実機に触れられるタッチ&トライスペースを設け、「kobo Touch」の周知を図っていくとのこと。

楽天、電子ブックリーダー「kobo Touch」を7,980円で発売……19日からコンテンツ配信開始

《白石 雄太@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  5. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る