横浜ゴムは、乗用車用スタッドレスタイヤブランド「アイスガード」シリーズで、最も氷上性能を高めた「アイスガード5」を9月3日から順次発売する。
新製品は、従来品「アイスガード トリプルプラス」の「氷に効く」「永く効く」「燃費に効く」の3コンセプトを踏襲しつつ、「環境性能のさらなる向上＋人に、社会にやさしい」をテーマとした同社の「ブルーアース」コンセプトに基づき、優れた氷上性能の向上に加えて、省燃費性能も高めた。
氷上性能については「新マイクロ吸水バルーン」と「吸水ホワイトゲル」を新たに採用。吸水量を従来の「トリプル吸水ゴム」比で約21％向上した「スーパー吸水ゴム」を開発。また、氷上性能の向上に主眼をおいた非対称トレッドパターンを新たに採用。新開発コンパウンドと新開発トレッドパターンの相乗効果により、従来品よりも8％の性能向上を実現した。
省燃費性能では、ミニバン専用プレミアム低燃費タイヤ「ブルーアースRV-01」のサイドプロファイル技術を採用。タイヤサイドの「たわみ」を適正化することでエネルギーロスを抑え、従来品に比べ、ころがり抵抗を5％低減。さらに、スタッドレスタイヤに起こりがちな「ふらつき」も抑制し、剛性感を高めている。
また、「アイスガード」ブランドのベースコンセプトである「温度対応」技術も引き継ぎ、圧雪、シャーベット、ウェット、ドライの各路面での性能なども従来品同等レベルを確保している。
発売サイズは135/80R12 68Q〜245/45R19 98Qの全89サイズで、価格はオープン。
