低血糖状態で約300mに渡って暴走、2人が軽傷

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1日午後1時30分ごろ、滋賀県大津市内の市道で踏切待ちをしていた乗用車が暴走。前方の交差点で出会い頭衝突した後にUターン。さらに約300mに渡って走り抜け、最終的には建物に突っ込んだ。この事故で1人が軽傷。運転者は低血糖状態だったとみられる。

滋賀県警・大津署によると、乗用車は大津市島の関付近で踏切待ちのために停車していたが、その際に緩やかにバックして後続のクルマに衝突。このクルマの運転者が降車し、乗用車の運転者に声を掛けたところで突然加速し、遮断棹を折って進行。前方の交差点には赤信号を無視して進入し、右方向から進行してきた別の軽乗用車と出会い頭に衝突した。

乗用車は衝突後にUターン。さらに約300mに渡って暴走を続け、大津市京町3丁目付近にある建物1階の空き事務所に突っ込んだ。この事故で衝突被害を受けたクルマの運転者2人が打撲などの軽傷を負っている。乗用車を運転していた草津市内に在住する40歳代の男性にケガはなかった。

男性は意識が朦朧とした状態。後の事情聴取に対して「糖尿病による低血糖状態で、事故の記憶がない」などと供述しているようだ。踏切待ちの際に衝突被害を受けた運転者も「声を掛けたときには反応が無く、ぐったりしているようだった」などと証言しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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