全体相場は続伸。
前日の欧州市場が利下げ期待で上昇し、米国市場も5月の製造業受注額が市場予想を上回ったことを受け反発。欧米株高を背景に買いが先行した。
買い一巡後は9100円近辺で持ち合い商状となったが、平均株価は前日比37円58銭高の9134円17銭と続伸。5月8日以来約2か月ぶりの高値を付けた。
自動車株は高安まちまち。
ホンダが10円高の2742円、日産自動車が7円高の757円と続伸。
いすゞが反発し、富士重工、日野自動車もしっかり。
一方、トヨタ自動車が5円安の3215円と小反落。6月の米新車販売台数が前年同月比60.3%増の17万7795台となったが、前日の終値水準でのもみあいで終始した。
ダイハツ工業、三菱自動車がさえない。
こうした中、マツダが105円で変わらず。
自動車プレス最大手のユニプレスが12円高の2117円と5日続伸。一時95円高の2200円まで買われた。大手外資系証券では、日産向けの拡大、ホンダなど向けの新規受注拡大から今期連結営業利益を過去最高の285億円(会社側予想233億円)と予想。3日付で目標株価3300円でカバーを開始している。