TEAM無限、安井代表「早期に1勝」

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TEAM無限、SUPER GT 参戦発表会のようす
TEAM無限、SUPER GT 参戦発表会のようす 全 30 枚 拡大写真

ホンダは7月4日ツインリンクもてぎにおいて、SUPER GTシリーズに今シーズン第4戦の菅生ラウンドから、GT300クラスにTEAM無限として、レーシングハイブリッドを搭載した『MUGEN CR-Z GT』で参戦すると発表した。

チーム代表の安井一秀氏は「すばらしい晴れやかな天気の中で参戦体制発表会が行え、今後のチームの雰囲気を示しているようだ。厳しい日程の中、ここまで完成させることが出来た。協力いただいてる皆様に感謝したい」と述べた。

さらに「参戦目的は新しい技術と人材育成をメインに考えている。その中で早期に1勝できるようにしたい」と目標を掲げた。

チーム監督を勤める熊倉淳一氏は「非常に短い時間での組み立てとなり、先日組み上がったばかりだが、無事に走り出す事が出来た。まだ暫定部品を使っている部分もあるが、システムチェックも行え、素直なクルマに仕上がった。大きなトラブルも無く、限られた時間の中で良い物が出来上がったと思える」と現状についてコメント。「今後数回テストを行えば良いパフォーマンスを見せられると思う」と手応えを感じている様子だった。

ドライバーとしては武藤英紀選手に加え、中嶋大祐選手の発表が行われた。5日にシェイクダウンを行ったばかりの感触を武藤選手は「非常に乗りやすいクルマになっていると思う。クルマのバランスも良いし、ハイブリッドのアシスト部分は調整中ではあるが、乗っていて楽しいクルマになっているので、これから調整して菅生に挑みたい。最終的にトップ争いに絡めるようになれば良いと思う」とした。

中島選手は「乗りやすいクルマに仕上がっていて、テストを繰り返せばレースでも良い戦いが出来ると思っている。フォーミュラーカー以外のカテゴリーに乗る事は今まであまり無かった。SUPER GTは混走レースでもあり、駆け引きなどを勉強しながら戦っていきたいと思う」と意気込みを話した。

《雪岡直樹》

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